この駅は、三河平坂駅です。この駅だけが行き違いが可能な駅です。朝のラッシュ時だけに利用されているのでしょうか? 三河線南部は、全体的に廃れてしまったという感じです。この雰囲気も筆者は結構好きです。ちなみに最高速度は、80kmが頭打ちでした。線型が良くないので、あまり速くは走れないようです。 |
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約30分ほどで、終点の吉良吉田駅に着きました。ここから、西尾線に乗り換えます。 写真は、今まで乗っていた車両です。レールバスみたいな感じの車両ですね。 三河線は、2面2線の駅ですが、一面しか使われていないようですね。 |
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こちらが、もう一方のホームですが、舗装されていません。ローカル線の駅といった雰囲気がアリアリですね。 すぐに接続する、西尾線の普通西尾行きが連絡していましたが、筆者は特急に乗るために、見送ることにしました。実を言うと、普通に乗って、乗り継げば、名古屋へは、速く到着できるのですが、やはり、特急に乗りたい気持ちのほうが上でしたので、特急に乗ることにしたのです。 |
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ここは、西尾線のホームです。奥のほうに見えるのが先ほど、撮影した三河線のホームです。少し離れております。 特急に乗るために、指定席券を購入しました。名鉄では、このことをミューチケットと言います。理由は、筆者にはわかりません。 早速指定券の手配をしましたが、なんと、通路側!の席でした。しかし、通路側でも別に嫌とはこのときは、思っていませんでした。多分、混雑はしないだろうから、誰もこなければ、一人席の窓側に座れれば、別に指定番号が違っても、大目に見てくれるから… |
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まもなくして、佐屋行きの特急が来ました。新型の1600系でした。筆者ははじめて乗る車両です。 これで、1時間15分は快適に過ごせます。そう、所要時間のことを言っております。では、早速入って見ることにします。 |
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やはり、新型ということで、雰囲気が良いですね。吉良吉田始発なので、乗客は少ないですね。全く乗っていませんでした。 このときの予想では、西尾駅で半分くらい座席が埋まって、そのまま名古屋で一気に無人になるであろう…とこのときは、思っておりました。 通路側の席を取っていたので、そこの席の窓側に座ろうと思っていたのですが、なんと窓側のほうに先客がいました。しかたなく、反対側の窓側に座ることにしました。少ない乗車率ですから、どこへ座っても、関係ないですからね。お金を払ってあるし…。 10時23分、定刻に発車しました。 |
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1600系には、他の特急車両にはない、背面テーブルがついておりました。しかも車両案内まであります。装備品としては、一番いい車両ですね。このテーブルの案内を見ていると、新幹線の背面テーブルを思い出します。 乗車状況なのですが、驚いたことに、西尾駅でほぼ満席となってしまい、指定券を持っていない人は、デッキに立つくらいの大混雑をしてしまいました。 筆者も指定外の席に座っていたので、蹴散らされました。仕方がないので、空席のあった窓側に座ることにしました。文句は言えませんからね。 |
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西尾線、津島線は、時速100kmを超えることはありませんでした。ご覧のように、車端部には、LED表示で、時速の案内があります。これは、うれしいですね。 新安城駅までくれば、名古屋本線ですので、乗り込んでくる客はいないだろうと思っていましたが、乗り込んできたのです。しかも筆者の座っていた席が指定だったらしく、また蹴散らされてしまいました。このとき、筆者は、その相手を睨みました。当たり前です。豊橋から来る名古屋本線の特急に乗れば、15分に一本の割合なので、ガラガラなのですから。仕方なく、指定されていた通路側の席に座ることにしました。本当に、最悪な道中です。満席でかなり息苦しくなりました。快適なはずが、とんでもない目にあいました。 |
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新名古屋には、11時18分に着きました。やはり、名古屋駅で一気にガラガラになってしまい、ご覧のように、空席だらけになってしまいました。 車掌も名古屋までは、半ギレ状態で車内改札をしていました。名古屋でガラガラになったので、筆者に話し掛けてきました。「なぜこんなに混雑しているのか?」と問いましたところ、「西尾線で名古屋へ行くのには、一番ベストな時間です、」と言われました。「休日になると、いつもこの時間の列車は満席になる、」と言うことを教えてもらいました。 10時半に発車ですので、確かに便利ですね。皆さんもこの時間帯の名古屋へ向かう特急には注意しましょう。 |
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ガラガラのまま、津島駅に11時38分に到着しました。乗っていた乗客は全員降りてしまい、無人のまま特急は佐屋に向けて発車していきました。 ここからは、尾西線に乗り、一宮へ向かいます。尾西線の歴史は古いです。 11時46分発の新一宮行きの普通は、2両編成で通勤車でした。しかし、前面展望ができる通勤型車両で、助かりました。当然、一番前のロングシートに座ります。 |
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尾西線は、平坦な道を走ります。ご覧のように、ほぼまっすぐな道を時速80km以下でのんびりと各駅に停車しながら進んで行きます。 2両ですが、空席が目立っておりました。 |
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津島と新一宮の中間点にある森上駅に着きました。尾西線中心駅として、大きな駅構内です。 上の画像では、複線となっていますが、森上駅の手前で単線になり、そのまま新一宮まで単線なのです。 ここで、やっと半分くらいの乗車率になりましたが、一宮駅に近づくにつれて、一気に混雑をしてきました。 |
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30分で新一宮駅に着きました。高架駅で、上は、駐車場となっておりますので、このように、薄暗くなっています。 すぐに接続する急行岐阜行きがありましたが、ロングシートだったので、見送り、次の特急に乗ることにしました。 できるだけロングシートを避けての旅を心がけております。 |
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すぐに、新岐阜行きの特急が6両で来ました。 これは、自由席は、転換クロスシートですので、快適です。4両が一般の自由席で、残り2両が指定席です。自由席のほうに座りました。1両目は席がなかったので、2両目に移動すると、ほとんど空席でしたので、転換してワンボックス状態としました。 |
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加速してあっという間に、120キロ近くまで達しました。さすがに、名古屋本線はJR東海道線と競合区間なので、スピードレースして、所要時間をお互いに縮めています。 やはり、このようなLED表示の時速が見えると良いものです。くぎ付けになってしまいますね。 |
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速度に夢中になっていると、JR線のほうに、回送列車(多分、試運転)で683系が5連で通過していきました。 シャッターチャンスを逃してしまったので、こちらの画像で我慢をしてください。 わずか10分で新岐阜に到着しました。さすがに、120キロ近い運転ですので、速いです。 ちょうどお昼の時間ですので、立ち食いきしめんで、腹を満たすことに… |